政策提言
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令和4年第3回定例会 一般質問
2022年06月16日
質問発言通告
今治市議会 令和4年第3回定例会 要約
防災・減災意識の涵養について
地球温暖化の影響で市民の生命・財産を脅かす災害リスクが高まっている。これらを背景に今治市は新たに「総合防災マップ」を作成。そこで従来の防災マップと今般作成の総合防災マップを比較し、特筆すべき点を伺う。また、配布方法については昨年6月市議会の委員長報告で「広報を通じて配布」とあった。つまり、広報の配布世帯は自治会加入世帯を指し約2万世帯に及ぶ未加入世帯は配布されないことを意味する。私は全家庭に配布すべきと考える。行政サービスは、防災マップを作成して終わりでなく、どう周知され、いかに効果的な有効活用を図り、有事に備えるかが危機管理の要諦であり市民の生命・財産を守る行政の使命を果たすもの。そこで配布の方法と対象となる世帯を問う。
本市防災マップは、災害の種類によって数冊に分かれていたが、今回はそれらを統合。島嶼部と陸地部のエリアごとに作成し、一冊で全ての災害情報が一目で分かるように工夫。新たに高潮と内水氾濫区域を加え、土砂警戒区域についても「警戒区域」と「特別警戒区域」を掲載。配布方法は広報と一緒に配布を検討していたが、自治会未加入世帯へ配送されない可能性があるなどの理由から、市民の生命と財産を守るために作成した総合防災マップの重要性に鑑み、議員発言の通り全世帯を対象にお届けするよう方針変更。配布時期は6月下旬から順次発送。
令和4年第2回定例会 質疑・一般質問
2022年03月25日
質問発言通告
今治市議会 令和4年第2回定例会 要約
ICTを活用した学習環境整備事業について
本事業は児童クラブ・児童館・公民館にWi-Fi環境を整備するものだが、整備予定のWi-Fi性能と設置箇所、今後のスケジュールを伺う。
設置するWi-Fiは、各施設の利用状況にあった高速で安定した通信機器の導入を予定。設置箇所は児童クラブ32施設、児童館7施設、公民館と類似施設で28施設。いずれの対象施設も令和4年度中に全て設置予定。
学校運営協議会による活動の推進について
コミュニティ・スクール(学校運営協議会)は、地域住民が学校運営に参画し、地域と学校の一体的教育の推進を図る制度。私も平成29年定例市議会で制度導入を訴え、翌年波止浜小学校をはじめ、常盤小、玉川中を研究モデル校に指定し、順次協議会が設置。住民や保護者の熟議で「地域に開かれた学校」を生み出す効果が期待される中、予算計上の事業内容と期待される効果を伺う。
本事業は学校運営協議会で実施する活動に対し消耗品経費の一部を負担する事業。現時点で17校、16協議会が設置され、令和4年度で全41校に33協議会設置が完了予定。効果として、児童生徒の体験活動の充実や、地域との活動に取組むことで、教職員の子どもと向き合う時間が確保。また学校を中心とした強固なネットワークが形成され地域活性化にも期待。これら効果が最大限発揮され、学校・家庭・地域の相互補完的連携による持続可能な学校運営体制構築が期待される。
令和4年第2回定例会 議事録
令和3年第2回定例会 質疑・一般質問
2021年03月23日
質問発言通告
今治市議会 令和3年第2回定例会 要約
本市におけるデジタル化推進について
世界中が構造的メガチェンジし、国際競争と国内の地域間競争が激化する中、本市においても時代の趨勢たるデジタル化の進展が鍵を握る。
デジタル化推進の要諦は、重層的な人材確保と育成が不可欠。一方で実情は国、地方問わず深刻な人材不足にあり、今後各自治体間で激しい争奪戦の様相を呈することは明らかである。そこで本市も、政策を総動員し、戦略的な人材確保と育成で、他の自治体よりも比較優位に立ち、ひいては将来の企業誘致やブランドづくりにも資すると考えるが、焦眉の課題であるデジタル人材の確保と育成を問う。
また、本市のデジタル化推進に向け、市民に明確な基本理念とビジョンを提示する「デジタル総合戦略」策定も視野に入れた取組も必要と考えるが、今後の展望を伺う。
デジタル化の推進には、専門知識を持った人財が必要となり、国や民間企業から意欲と能力ある人財の受入れや、愛媛県や県内他団体との人財のシェアリングも視野に人財確保に注力していく。
今後の展望については、デジタル化推進のロードマップを策定し、市民へ示すことで、Society5.0時代にふさわしい便利で快適な行政サービスをはじめ、市民一人一人が利便性を享受できるデジタル化を着実に推進したい。
令和3年第2回定例会 議事録
令和2年第4回臨時会 質疑
2020年09月03日
令和2年第2回定例会 質疑・一般質問
2020年05月15日
質問発言通告
本会議において発言する議員は、原則としてあらかじめ議長に発言通告書を提出します。
今治市議会 令和2年第2回定例会 要約
高齢者福祉と要介護高齢者の自立支援について
団塊の世代が75歳以上を迎える「2025年問題」。要介護認定者数は増加、介護給付費も膨張。本市は「要介護認定率抑制」を掲げる中、課題は、現在の介護保険制度では適切なケアで仮に要介護度が改善しても介護事業者の報酬が減るという制度的矛盾だ。結果、事業者への報酬減額により、介護職員の低賃金化、意欲低下で離職・転職者が増え、全体のサービス低下に。負の連鎖を断ち切り、好循環の仕組みが必要。具体的には、要介護度改善に積極的に取り組む介護事業者を正確に評価し、成果報酬を付与する「財政的インセンティブ」導入である。結果、要介護度改善に向け、事業者同士の健全な競争と介護職員の意欲向上でサービスの質は格段に上がる。要介護高齢者は生活の質が向上、健康寿命延伸、家族の介護負担軽減にも繋がる。要介護高齢者が自立に向かえば、介護給付費抑制と持続可能な社会保障に。本市も要介護状態からの維持改善・自立支援に成果を得た介護事業者を評価する「財政的インセンティブ」を導入すべきと考えるが、私の提案への所見を問う。
丹下議員提案の状態改善に成果を残した事業者へ、インセンティブを付与する制度は、事業所の意欲の向上にも繋がると考えられる。本市への導入は、今後の介護報酬改定等を注視し、先進自治体の事例や動向を参考に調査、研究を重ねる。
令和2年第2回定例会 議事録
メディア掲載
愛媛新聞(令和2年3月11日)
「今治市議会 令和2年第2回定例会 質疑・一般質問」